中絶すると自殺したくなる理由

中絶をすると、後遺症として精神的に不安定になり、
これが自殺の理由や背景につながる事が、
数々の事例や、学術的な研究から明らかになっています。


具体的には

  • 罪悪感:「中絶」=「殺人/悪いこと」という考え方
  • 羞恥心:大半の周りの人に言えずに一連の手続きが終わること
  • 不安感:将来に対する希望が、漠然と持てなくなる
  • 無力感:経済的な力が無い、子供に何もしてあげられない
などの感情が生まれます


アメリカとフィンランドの調査による研究結果では、
中絶を経験した女性の場合、そうでない女性と比較して
自殺率が増加するという事が、統計から明らかになっています。

なので、中絶に初めて直面する女性や相手の男性としては
意外に思うかもしれませんが、中絶をした結果、
自殺したくなるというのは普通の感覚だと思ってください。


特に未成年の時期の中絶は、高齢出産の場合の中絶と異なり、
経済的理由などからの「産みたくても産めない」という状況や
多感的な時期故、特に精神的な影響が大きくなります。

その結果、重度の鬱病、引きこもりを引き起こしたり、
自己嫌悪に陥ることも少なくありません。


また、自殺を伴う中絶に携わった男性の体験談を読んでいると、
一番多いのは、中絶に対する女性の心理的な不安を、
相手の男性側が理解や共感していないというケースです。


親としての当事者意識を持ち、宿った命に対する
愛情や責任感が発生し始めるのは、女性の場合、
妊娠が発覚した瞬間からになります。

しかし、男性の場合は、その感覚を体感し始めるのは
女性と異なり、子供を実際に相手が出産してからです。


それ故、「◯◯という理由だから、中絶しよう」と、
妊娠や中絶の理由を、感情面ではなく、経済面や世間体、
将来の二人の生活における合理的な理由で解決しようとします。

他にも、親に交渉を任せて一切自分は関与しない、
女性の感情的なコミュニケーションに耐えられず無視する、
などの接し方は、女性がより絶望感を感じることになります。


なので、中絶で自殺を伴う精神的なダメージを軽減するために
事前対策や、事後のケアを行う為の具体的な方法を挙げると、
まずはとにかく

「妊娠中・中絶後の女性の気持ちを理解し、共感してあげる」

これに尽きるということを、覚えておきましょう。

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