中絶可能な週数とは

中絶可能な週数とは、妊娠してから21週目6日以内です。
22週を越えると、理由を問わず、法的に中絶が認められません。

また、理想的な週数は、妊娠初期である11週目以内であり、
特に、月経が遅れて大抵の妊娠が発覚する4?5週目を過ぎた
妊娠6?9週目が、母体が比較的安全な、中絶に適した週数になります。


この週数とは、最後の月経開始日から、起算した日数です。
(最終月経から7日経過=妊娠0週目7日、10日経過=1週目2日目)

ですが実際の医療現場では、この週数は、
月経に以上が見られた日や排卵日の情報源が患者の自己申告のみでは
数日単位の誤差が生じたり、裏付けが取れないという性質があります。


そのため、中絶を取り扱う病院やクリニックでは、
超音波測定で測った胎児・胎芽のサイズや基礎体温結果などから
妊娠週数を総合的に判断して決定することが多いです。

前提として、早い時期であればあるほど
妊娠初期の週数と扱われ、母体の体への負担も少なくなるので、
中絶手術の決断は、妊娠発覚後は早期に行うことをお勧めします。


妊娠からの週数による中絶手術の違いと傾向

■妊娠1?5週目
=この時期は、妊娠自体がまだ発覚できていない事が多く、
それ以外にも、手術時に子宮口が開き辛い、
胎児が小さすぎる等の理由から、手術が見送られる事があります。


■妊娠6?12週目
=妊娠初期であるこの時期は、
約15?20分の簡単な日帰りの手術で済むことが多く、
母体への負担や金銭的費用も大きくありません。

ですが、週数が進むにつれて、麻酔時間が長引いたり
手術後数週間の間、出血が続くなどの傾向があります。
比較的体への負担が少なくて済むのは9週目以内です。


■妊娠13?21週目
=妊娠中期であるこの時期は、胎児を直接取り出すのが難しい事から
人為的に陣痛を引き起こし、子宮を収縮させるなど、
母体への体の負担が大きいです。手術費用も初期の数倍になります。

その為、妊娠初期と比較して大掛かりな手術になり、
手術後は、数日間の入院が必要になる事が多いです。


また、胎児死亡時は患者様自身や病院側が
遺体を勝手に運んだり埋葬することは許可されていません。
役所への死産届の提出、火葬などの手続きが必要になります。
手術費以外にも、この埋葬費などがかかってきます。

このように、様々な手続きを踏むことや手術のリスクが
大きい事から、妊娠中期の中絶手術は受けない病院もあります。
手術を検討される前に、医師や病院に必ず確認して下さい。


なお、中絶禁止の基準が妊娠22週目という基準は、
この週数を越えると、胎児が現在の医療技術で
生存出来る可能性がある事が背景にあります。

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