中絶吸引法リスクについて

中絶吸引法のリスクは、
前の患者の手術で吸引器具に残った菌や汚れにより
感染症にかかるリスクがあることです。

掻爬法の場合も器具の洗浄や殺菌は行われますが、
吸引法の場合、長いチューブや、出口の器具と接続する部分を
血液や子宮内の物質が通る為、不潔な状態が残り易くなります。


また、掻爬法と共通のリスクとして、
吸引法でも、子宮から胎児の組織や胎盤を
取り残した際に、合併症を引き起こすリスクがあります。

心配な場合は、手術後に1週間ほど経ったタイミングで、
術後の検診を受け、合併症にかかっていないかどうか
確認をするようにしましょう。


ちなみに、高圧滅消毒菌(詳細確認)をしないと
感染症の恐れがある為、一般的に、吸引法の手術前後では
吸引器具を念入りに洗浄しますが、大抵数時間以上かかります。

そのため、小規模な病院・クリニックでは、
一日に2回、3回しか吸引法の手術を実施しないところもあります。


リスクを回避したい場合は、こういった背景から、
器具の洗浄や衛生面に関する管理運用体制が
整備されている病院を選ぶ事がポイントになります。


手術自体の危険度は、器具で直接胎児や胎盤の組織を搔き出す
掻爬法よりも、一般的に吸引法は安全性に優れるとされています。

ですが、病院によっては吸引法の設備が無いところもあります。


そして、吸引法手術はそもそも、
胎児が奇形児だったり、妊婦自身も含めて
特殊な事情を抱えた場合に行うことが多い手術です。

これは決して、掻爬法手術が危険という訳ではありません。
吸引法をするかしないかで、中絶の成功率や後遺症の有無に
影響が直接現れるということは、無いと思ってください。

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