中絶で不妊になる原因とは

中絶をすると不妊になりやすいかどうかは
確定的な理論や事例はありませんが、その原因として
一番関連性が注目されているのは、ストレスです。

何故かというと、生殖ホルモンの発生量を左右する
脳の下垂体は、ストレスに対応する器官であるからです。


卵子の育成状況、子宮への付着、受精から妊娠の継続率など
妊娠の全てのプロセスについて、心のストレスが
影響を与えている事が、米国での研究で、明らかになりつつあります。


特に中絶を一度でも経験すると、将来子供を産もうとした際に

「私のせいで産まれてこれなかった子供に申し訳ない」
「中絶が原因で、妊娠できない体になってしまったのでは」

といったような罪悪感や喪失感、
中絶当時の記憶が蘇るなどの理由から、
普通の女性よりも、ストレスを感じる頻度が大きくなります。


そして、心がストレスを感じると、
体温調整の役割を持っている交感神経が反応し、
血管を縮めて、血行が悪くなってしまいます。


生殖ホルモンは血管を流れて体中に行き渡っているので、
ストレスが多くなり交感神経がダメージを多く受けるほど、
生殖機能もまた、悪い影響を受けてしまうのです。

こういった理由から、中絶をすることによって生まれた
日常的なストレスが、後の不妊に繋がり、
子供を作る際に影響を与えると言われています。


また、事例数も頻度も少ないですが、掻爬法などの
手術の影響で妊娠できなくなる事も、稀に存在します。

具体的には、胎児や胎盤を?き出す際に、
組織を万が一傷付けて、適切な処置をしなかった場合、
子宮内膜や卵管などの傷が癒着して、妊娠し辛い状態になる、等です。


一般的に、避妊をせずに性行為をしたとしても、
生殖のプロセスを全て潜り抜けて、精子と卵子が受精し、
妊娠をする確率は、1ヶ月で25%と言われています。

つまり、積極的に子作りをしていれば、
大体約1年で大半の夫婦の間には子供が妊娠しますが、
何らかの原因で不妊になった場合、この頻度を下回ります。


この不妊のリスクを減らすためにはもちろん、
中絶をせずに、母子共に幸せな形で子育てが継続できれば
それが一番確実な方法ではあります。


しかし、実際には、経済的な理由、パートナーや
双方の家族の意向などさまざまな理由がありますし、
この記事に辿り着いたあなたは、中絶をするかどうかという
選択を迫られている前提で、記事を読んでいる事と思います。


なので、あくまでも中絶をした場合において
不妊のリスクを減らすという観点で考えると、
必要なポイントは、

  • 体を温める(血行を良くする)
  • 心を温める(精神的なストレスを減らす)
の2点になります。


両方とも、生殖ホルモンを体に行き渡らせるために
必要なプロセスになり、具体的には、

  • 半身浴や日常的な運動/筋トレを習慣付ける
  • 普段から趣味や食事など、ストレス発散の時間を持つ
  • 亜鉛/ビタミン/ミネラルを含んだ食事を意識する
といった方法になります。


いずれにしても、冒頭で話した通り、中絶の不妊となる原因は
ストレスが関連性を持っている可能性が高いので、最初の指標として、
中絶や妊娠対策に関する決断の、参考にしてもらいたいと思います。

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