小学生の中絶について

小学生の中絶は、統計的には中学生と一緒に括られますが
国内の15才未満の中絶比率は全体の0.2%、年間約400件あり、
この中には小学校低学年?高学年の児童も含まれます。

小学生 中絶

詳細のデータは、平成24年の統計ですが
厚生労働省が、上図のような全国を対象にした
中絶件数に関するデータを出しています。

これを少ないと見るか、多いと見るかは人それぞれです。


初潮が来るのは大抵12?13歳ですが、
排卵さえ行われていれば妊娠をすることは出来るので、
小学生の年代でも普通に妊娠をする可能性はあります。

以前テレビドラマで「14歳の母」というドラマが放映され
色々と物議を醸し出しましたが、実際にこの年代で
中絶をしている女性、出産している女性は存在します。


しかし、小学生の中絶は、
手術の際に子宮が傷付いたり、何らかの傷害が残って
不妊症になる可能性も高く、大きなリスクが伴います。

また、骨盤がまだ成長していない段階で出産をする事から、
胎児が窒息して仮死状態で産まれる可能性もありますし、
出産中の母親も妊娠中毒・血圧上昇などの危険が伴います。


他にも、小学生の場合、子供を産む事や育てる事の
責任を、経済的・精神的な面の両方で取れる年代まで
出産をさせたくない、身体的な不安などの理由から、
9割近くの妊婦が、中絶を選択しています。

また、12歳以下の女性とのセックスは
暴行ではなくお互いに同意の上だったとしても強姦罪として
罰せられるので、男性側に慰謝料請求が可能になります。


いずれにしても、小学生や中学生の段階の中絶は、
本人一人で判断をする能力や立場は無いに等しい状態なので、
両親を含めた家族全員で決断をするようにしてください。

大抵の小学生は、
「妊娠しているかをどうやって確かめるのか」
「月経はどのように数えるのか」
「中絶はいつまでなら可能なのか」
そういった知識を、何も知らないケースがほとんどです。

なので、普段何も悪い事をしていない
真面目な学生ほど、いざ妊娠となった時に
一人で抱え込んでしまい、誰にも相談できずに
妊娠がどんどん進んで、発見や手術が遅れる事態が起こります。


そして、中絶を選んだ場合でも、手術後は成人の女性以上に
思春期の内は、心の傷やわだかまりを抱えていくことになります。
(罪悪感、心理的外傷ストレス、自暴自棄になるなど)

なので、小学生の家族や友人が中絶をする事になった場合は、
当人を叱ったり手続きを進めるだけではなく、心に寄り添って
精神的なサポートも十分に行うようにしましょう。

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