高校生の中絶について

高校生の中絶は、子供を産む権利は保証されていますが、
経済的に子供を支えていく力が無く、精神的にも未熟な状態で
子育てをするのは不可能と判断し、中絶を選ぶ人が多数です。


中絶や子育ての責任の重大さをまだ知らない交際相手の男性は
「将来結婚しよう」「自分が支えるから絶対に産もう」と
豪語する楽観的な人、それに同調する相手の女性もいます。

ですが、現実的には、いざ交際相手が妊娠をしたり、
両親との対話・反対を受けるなどの最中で事の重大さを知ると
「中絶をしてほしい」と態度を豹変することは少なくありません。


また、傾向としては、思春期の中にある高校生の世代は
感受性が豊かな世代であるが故、中絶をしたことを重く受け止め、
精神的に深い傷を負ってしまうことが多くあります。

中絶を機に、うつ病のような症状になったり、
突然周りの人間に辛くあたったりすることも
一般的に見れば、普通に起こる症状と言えます。


女性ホルモンの調子が乱れて、
自分の今後の生活のことを不安に感じたり、
気分が落ち込んで何もやる気が出ない事もあります。

まだ学校以外の社会を知らず、就業経験も無いことが多いので、
胎児を失った事や、望まない妊娠を過ちと捉えて、
世界の全てを失ってしまったように捉えてしまう子もいます。

状況次第では、自殺を考える人もいるでしょう。


なので、パートナーの男性の方や、
家族・友達の支えが重要になります。

中絶によって当事者が受けた心の傷、そして何よりも、
本人が性行為や中絶に至ったという気持ちそのものを
しっかりと受け止めてあげてください。


妊娠をした当事者の立場としては、親に知られたくない、
自分たちだけで中絶をして問題を解決したい、
と思う方もいるかもしれません。

ですが、全てのことを自分たちで決断しようと
抱え込まないでください。手術にはお金もかかりますし、
子供達だけの知識では、力が及ばないことが沢山あります。


まずは自分たちでじっくり考えてみて、
当事者の間では解決できないと思った早い段階で、
信頼できる両親や学校の先生などに、相談しましょう。

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